2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ふと思い出した

塾の先生をしていた頃、中学3年生の男の子がタバコを吸っていた。その子は身体も大きく、頭も良くて、彼の言動にセンスがあるな、と感じていた私は、仲良く話をするようになった。ある日、彼はこっそり私にタバコを見せた。俺はタバコなんか吸ってて大人な…

「フォーエヴァー・ヤング FOREVER YOUNG」

冷凍人間。まぁよくある設定。もうこれ自体に無理があるので何がでてきてもOK。 一番良かったシーンは、主人公が子供に飛行機の操縦を教えるシーン。あれは良かった。なんかジーンときた。正直何度も観たい映画ではない。絶賛もできない。 けど、おもしろ…

今日のキヨミ

エクステンションを付けてていきなり髪がロングに。短い方が好きなんだけど、嬉しそうに自慢するので黙ってることに。 あちこち歩き回って買い物して食事した。今日の名言 ニュースで見てんけど、鶏インフルエンザに感染した鶏は、お米の袋に入れられて生き…

「ビューティフル・マインド」

とても洗練された、観客のために作られた作品。 芸術とか、そんな泥臭いもんじゃない。 映像が美しいとか、役者の演技は当然スバラシイのだけれど。そんなんじゃない。洗練。 この言葉が一番しっくりくる。本当に良い映画だ。後半はもう涙腺がゆるんで大変だ…

 「翼のない天使」

笑い、涙、要所要所に心地よく挟まれていて、良い。 子供が出てくるってだけで、私はとても涙もろくなるのだけれども。ジーンときたり、あまりに子供らしい行動と反応に大笑いしたり、気持ちのいい映画だった。神様が死んだおじいちゃんをちゃんと見守ってく…

キヨミ

可愛い可愛いキヨミに今日やっと会える。元旦にわがまま云って家まで押しかけて以来だからもうほとんど3ヶ月も会ってない。出会ってから、こんなに間があいたのは初めてだ。昨日電話で話したのだけれども。 「あんた、今お金ないんやろ」 これがほぼ第一声だ…

友達のライブに行ってきた。

大学時代の友達のライブに行ってきた。みんなちょっぴりだけど成長していて、そして相変わらず暖かくて楽しかった。私がいると体調が悪くなり、動揺する男がいる。私はなぜかとても怖がられている。一回噛みついた犬には2度と近寄らないタイプの男だ。私は…

タイトル画像を作成した勇気と緊張

私はタバコを吸う。もう12歳のときから吸ってて、15歳からは人前では吸わなくなった。そして大学に入って解禁になり、気づくともう14年もタバコを吸ってる。と書いて、周囲の人間ならみーーーーーーんな知ってる私の喫煙をどうしてわざわざこんな風に…

次に私を待ち受けている映画リスト

//www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FXNZ/orie-22">翼のない天使 WIDE AWAKE:『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が、神様を探す少年の成長を描いた感動作。大好きだったおじいちゃんが死んで、天国で無事かどうかを心配する小学5年生…

「波止場 ON THE WATERFRONT」

カッコイイぞマーロンブランド。メイキングを見てびっくりした。 波止場にいた労働者はほとんどが、本物の現地の人だったらしい。現場があまりにも寒くて俳優がエキストラに来てくれなかったそうだ。そこでカザンが「来てくれるなら誰でも良い」と言い切った…

フルメタル・ジャケットFULL METAL JACKET

おまえは映画評論家にでもなるつもりか? って勢いで観てる。 退屈なのでフルメタルジャケットを観る。なんだこれは、戦争映画としては、地獄の黙示録よりもずっとおもしろいじゃないか。 地獄の黙示録は、戦争映画という印象を受けなかった。 人間が極限に…

ふと思い出した

仙丸先生がいつも私の顔をまじまじと見て、云ってた。 「おりえちゃんは、本当はいい子なんだけどね」 先生がそう云う時には、いつも私は職員室で話題になっていたのだろうか。会ってありがとうを云いたいなぁ。

「岸和田少年愚連隊」 中場利一

私は中場利一がとてもとても好きだ。 粗雑で、洗練されてなくて、文章もそんなにうまいとは、はっきりいって云えない。けど、それを補って余りあるだけの勢いと味がある。たまらん。 最初、岸和田少年愚連隊 望郷っていうビデオを見た。 最近目が肥えてきた…

「ドリームキャッチャー」

友人たちによって「ドリームキャッチャー被害者の会」が結成されていて、できたら観ずにすごそうと思っていたのに。 私の友達は激しくバカだけれども、とてもステキなやつらで。 その輪に入らずに傍観していようと思っていたのに。あっちゃんが「これ観たい…

思い患い

私はいつの頃からか、女の子に「オリエといると殺意が湧く」と云われることが多くなった。 だからと云って嫌われているのか、と云えば決してそうでもなく、頻繁に一緒にいるし困ったら飛んできてくれるし、どちらかというと、大切にされていたと思う。では、…

「戦火の勇気Courage Under Fire」

メグライアンとデンゼルワシントンが出てる。 この映画は、始まる直前に、私にすごい衝撃を与えた。DVDがなかったためビデオを借りたら予告編がついてきた。私はこの予告編が実は結構好きだ。そこで見てしまったのだ。デンゼルワシントンを。 「あ、この…

 「「オンリー・ミー―私だけを」三谷幸喜

大学の頃に初めて読んで、電車の中で声を出して笑った。 そのままどこかに置いてきてしまって、途中で生き別れてしまった。そして6年も経って、再び出会ってしまった。脚本家 三谷幸喜のエッセイ集なんだけれども、この人のエッセイは本当におもしろい。 と…

 「少年ジャンプがぼくをだめにした」姫野カオルコ『サイケ』より

姫野カオルコって良い。 前に読んだ、同じ『サイケ』収録の2作は同時期に書かれたものなのかな。これはまた少し違う。すっごい感情移入できる。できていいのか、とも少し思うが。 「ジャンプに股をばんばんぶつけた」 すごい表現だと思った。なるほど、こう…

「エリートヤンキー三郎」1〜18巻読了

下らない。 稲豊中学卓球部以来の下らなさだ。 けど稲中ほどの破壞力も深みも繊細さもない。駄作と云えばどうしようもない駄作だが、ところどころに挟まれるネタは最高。 脇役のキャラがたち過ぎて途中からえらいことになってるけど。つまんない漫画にここ数…

ワカちゃん

ワカがどうしようもなく肌も心も荒れているというので、イロイロ送った。あいつは今、私にとって地の果て、宮城県の郡に住んでる。 お土産にもらった北海道のポタージュスープの缶詰、クッキー、夕張メロンシャーベット、サプリメント、手紙。 サプリメント…

キヨミとの会話2

「あんたはいつか絶対に、誰かに刺されてな、入院すると思うねん。いやな人やから。でも、ほら、すごい友達多いやん。だから、友達がいっぱいお見舞いに来て、ケーキとか果物がいっぱいもらえるやろ。でもな、わたし、果物食べへんから、今の元気で口がきけ…

キヨミとの会話

「裏切ったら、殺すからね」 「へ? はい。了承しました。で、どんな方法で?」 「できるだけ、たくさん痛いように」 「・・・たくさん、いたい、ですか」 「うん」うんって云われてにっこり笑われて、その笑顔が見れるなら、死んでも良いなってほんの少し思…

アイちゃんとの会話

「オリエはな、交通事故にあうとするやん。そんで、一番被害が大きいはずのシートに座ってるねん」 「うん。そんで?」 「でもな、一緒に乗ってた人、みんな死んでても、オリエだけ大丈夫やねん」 「なんで?」 「なんとなく、そんな気がするだけ」ああ、あ…

ワカちゃんとの会話3

「ワカ、あんた、まゆにオリエって最低な女やって云うたやろ」 「うはははは。うん。云うた云うた」 「うはははは。昨日聞いてさー。大笑いしたわー」二人は仲良しだ。

ワカちゃんとの会話2

「オリエを動物に例えると、めっちゃ高級で血統書もある、野良猫」 「え、野良なん?」 「うん。野良。あちこちの家でご飯食べさせてもらって、どこの家の人も、自分が飼ってるネコやって思ってるねん。んで、エサほしいときだけ、その時に食べたいものを出…

ワカちゃんとの会話

「オリエはさ、いつか誰かに刺されるねん。刺すのは女の子やな。でも、オリエは無傷やねん」 「なんでよ、あたし刺されるんやろ? それ重症やん。死ぬやん」 「それがな、死ねへんねん。隣にいる人間が、絶対に盾になってオリエをかばうから」 ああ、そぉ。

高校の頃、かずくんに見せてたのって、こんなんだったよなーとふと思い出した。

この日記の意味

自分の備忘録。 そして感じたことの記録。 そして、かずくんへの刺激。 某サイトから書き込みを見つけて探しあててくれた方へ かずくんというのは、私の高校の恩師であり、気の置けない友人であり、絶対的にあたしを守ってくれる存在。 どんなときでも飛び込…

「アマデウス」

主人公のフーリッシュな笑いにイライライライラ。 サリエリ、良いぞ。お前の妬みは良いぞ。気持ちいい。 そうだ、人間は妬むんだ。苦しむんだ。 圧倒的な何かを見せつけられたとき、人は打ちのめされる前に、敗北を感じる。その敗北とは、つまり妬みなんだ。…

「妹の恋人」

ジョニーデップ最高。 主役は彼だろう。あの圧倒的な存在感。端正な顔だち。シザーハンズといい、彼は白痴の役がよく似合う。 美しい女は頭が悪い方が良い。 あたしには、それを云った人の気持が少しだけ分かる。 けど、どっちかっていうと、 美しいものは無…