「エリートヤンキー三郎」1〜18巻読了
下らない。
稲豊中学卓球部以来の下らなさだ。
けど稲中ほどの破壞力も深みも繊細さもない。
駄作と云えばどうしようもない駄作だが、ところどころに挟まれるネタは最高。
脇役のキャラがたち過ぎて途中からえらいことになってるけど。
つまんない漫画にここ数日を費やしてしまった。
19巻もでてるけど、もう読まない。
でも、18巻まで読んで、後悔してるかっていうと、そうでもない。
稲中、久々に読みたいな。
あれはどうしようもなく下らなくて下品な漫画だったけれども、日常のさりげない機微があった。井沢が歩きながら棒切れを柵にぶつけながら、かんかん云わせて歩いてるシーンが、すごいショックだった。
そうそう、こういうこと、するよね。
学校帰りに石ころ蹴りながら歩いて、家の前まで石を運べるか、とか。そして家の前まで連れて行けた石は、何故かとても不思議な愛着が湧いて、そこらへんの石ころとは少し違った石ころに見えた。
けど、いったん家に入ってしまうと、もう次に探してもどの石か分からない。
そういうことに夢中になっていたのを思い出した。
稲中、読もう。