「戦火の勇気Courage Under Fire」


メグライアンとデンゼルワシントンが出てる。
この映画は、始まる直前に、私にすごい衝撃を与えた。

DVDがなかったためビデオを借りたら予告編がついてきた。私はこの予告編が実は結構好きだ。そこで見てしまったのだ。デンゼルワシントンを。

「あ、この映画にも出てるんや。んじゃこれも見たいなぁ」


そして流れるテロップ。
デンゼルワシントンの顔がアップになった途端現れた文字は「モーガン・フリーマン」    

? だれですか。
元来、友達の名前と顔さえ時として一致しない私。
外人の顔なんて覚えられない。まして名前なんておぼえられるのだろうか、いや覚えられない。(これ書いてて今、99皿を割りて死なまし を思い出した)


あたしはずっと、モーガンフリーマンをデンゼルワシントンだと思っていたことが判明した。
咳が止まらず微熱が引かず、ゴホゴホいってる私を心配してくれていたはずのあっちゃんさえ、こう言った。

「黒人ってとこしか共通点ないやん」


で、その衝撃を受けて、ビデオは始まったのだが。
これがなかなかおもしろかった。ここ1週間のあたしの脳内考察テーマである「人は都合の良いように記憶を塗り替える生き物である」ということに、ほんのちょっぴり掠ってた。

芥川龍之介藪の中の謎が解けた版みたいな感じ。


少し話題を広げすぎて収集がつかなくなってるような気がしないでもないが、私は結構、好きだ。