2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

実家

私には実家がある。これに気付いたのは実はつい最近だ。「ああ、親が住んでるところが実家なのか」ってことに気付かなかったのだ。生まれ育った家なんてもんがないので、実感はないが、母が先日結婚したおじさんがマンションを購入。その近所に姉が引っ越し…

自己嫌悪

感情と理解が同じレベルに存在していたら、人はもっと上手にみんな生きて行けるのにな、と思う。先日見た「ボーイミーツガール」であった言葉。「言葉よりも先に感情があるのよ」。忘れられない。

不機嫌

どうしようもなく腹立たしいことがあったので、ワカに電話した。すごーく普通に、むしろ可愛いくらいの口調で「あ、もしもしー」語尾には音符とか付いてそうだったんだけど。 「うはは。何怒ってるん。あんた」 え。うんかなり怒ってるけどさ。普通にしゃべ…

乱暴者-あばれもの-

マーロン・ブランドなんですけど。この人のこの匂いというかオーラは演技で醸しだしてるんでしょうか。精神的にやられました。主人公はいわゆる暴走族のリーダーなんだけど。寡默で何かを背負ってるような雰囲気がある。それがマーロン・ブランド。 小さいこ…

成長を望むのとありのままでいることの違い

私は幼稚な人間だ。でも、そのままで良いとは思っていない。 人に媚びるのがイヤだ。なので、絶対的な存在である師匠や姉にさえも納得いかなければ、私は歯向かう。納得できるまで話をし、それでも得心がいかなければ、自分の思う通りに動く。自分の成長のた…

ああ、そういう意見もありだね

「オリエの授業」を読んであっちゃんが云った。 「電気が停まってる家では楽しく暮らせないの? ガスは?」 そう、今、ガスが停まっている。初めて見たよ。「ガス停止お断り通知」。

英語の授業

うちの2番目の姉ちゃんは、中学校1年生で初めて英語の授業を受けたときに思ったそうだ。 「私は外人と結婚しないし、海外にも行かない。だから英語はいらない」と。 この姉は目標に向かって凄味を感じさせるほど一直線に突き進む性質を持っている。37歳にな…

オリエの授業

昔予備校と塾で講師をしていた。小学生・中学生・高校生・浪人生を教えていた。浪人生なんて大学1回生のときに相手してると同じ年齢だから、なんだかえらいやりにくい。「先生かわいいなー、何歳?」同じ年齢なんて云えない。若いねーなんて云われても当たり…

また訳の分からんこと云いやがって

俺はそんなこと教えてないよ。幼稚なのはあかん。論外や。幼稚ってことはどういうことか分かるか。 はい、磨いてないってことです。 分かってるんやったら2度とそんなアホなこと云うたらあかんぞ。おまえは自分の言葉を磨き上げるんや。確かに今のおまえは幼…

情報過多

精神的に少し幼稚さがなくなってきたら、いろんな情報を大量に消化できなくなってしまった。漫画が大人になったら読めなくなるってのは、こういうことなのかもしれないな、と思った。漫画はすごい沢山の情報を与えられる。絵が付いているというのは、すごい…

売ってますよ?

「オリエが家にいるとなんか楽しい。一家に一つ。どこかに売ってないかな」 売ってますよ? ちょっと高いですけど、10万円。バージョンアップが進んでいるので、最新のだったら、ご機嫌モードと不機嫌モードをスイッチ一つで切り換えられます。ただ、精密機…

感受性とは何か。大きく出てみたが全部私の個人的見解なのでそこはご了承ください。かずくんが欲しかった文章はこれでしょと、これみよがしに書いてみる。

感受性と云うのは、読んだまんま「感じて受けるもの」だ。感性とはまったく異質なものである。感性とは「どんな風に感じるか」という「内容」であり、感受性というのは主に「どれくらい感じ取るか」という「量的」なものを表している。 感性とは、その内容を…

借り物の言葉と私を突き動かすものの正体

トモミさんちにお泊まりして、イロイロ意見をもらった。私は、彼女を見ているといつも何とも云えない優しい気持が湧いてくる。これはなんなのだろうと、ずっと不思議に思っていた。声だろうか、話し方だろうか。どちらも可愛らしいと思うが、暖かい気持がわ…

お騒がせしました見つかりました

あったとこは云えません。私が悪かったですごめんなさい。

一緒にいるということとどこが好きなんだという問題への答

いつも思ってることがある。恋愛や結婚する相手の条件は「許せるか許せないか」だと。喧嘩したとき、いやなことをされたときに、その相手をどこまで許容できるかが一緒にいれるかどうかの基準になる。 私は、いろんなことに一日中イライラしてる人間だ。基本…

うわああああああああああああああっ

ほんの2分くらいPCをいじってる間に手に持っていた万年筆が行方不明に TT 手に持ってたやん、あたし! 座ってる位置も変化ないのになんでなくすんだよ。 あれがないと字が書けないんですけどどこに行ったんですかね。っていうかマジで困るんですけど大切にし…

ゲーム理論

あっちゃんが所蔵している唸るような本の山に、この系統の一角がある。彼は生粋の理系人間で何でも数値化論理化しないと気色悪いと云って不機嫌になるような男だ。感覚だけで、笑えるかどうかという判断基準だけで生きている私となぜ一緒にいれるのかは理解…

完全に煮詰まっているらしい私と、原稿用紙に換算するとこの二日で80枚書いてることに気付いて沸き起こる嘲笑

大阪で書いたものを東京で読み直したら、セコイオナニーでしかないことに気付いてしまった。こんなの見せたらシバかれる。 さっき友達から電話があって、気晴らしに出てみた。「私ね、上手に書けないのよ」と伝えると「今までの人生ずっとさぼってたんやから…

水辺のゆりかご 柳美里著

「柳美里って、知ってるか。あいつはな達者なうそつきや。作家になるために産まれて、なるべくしてなった作家や」 師匠の口から名前が出たものは絶対に目を通すことにしている。小説でも映画でも、何でも。早速探しに行って、なんとなく「ゆりかご」って響き…

SLY よしもとばなな著

きっと去年の私だったらよしもとばななは感じない作家だったろうな、と思う。極一部の人は知っているが、私はここ数年精神的に病んでいる人ばかり相手にしていた。すぐに人に共感してしまうので、気を抜くとヤラれてしまう。うっかり共感しようものなら、1ヶ…

恥辱

今までの人生で最大の恥辱かもしれない経験をした。私は今まで散々わかにウソをついてきた。真顔で、真摯に接しているときほど、ワカは私を警戒するようになってしまうほど、私は彼女にいろんなウソをついてきた。なんとなくおちょくっているだけなので、つ…

直感で本質を感じ取る女

ワカに会った。3時間ほど話をしている中でワカが教えてほしいことがあると言い出した。 「あのさ、なんか知らんけど、急に脈絡なく深刻な話する人っているやん。虐待されてただとか親が離婚して、とか。脈絡があっても良いねんけど、とにかく笑えない話をす…

さくら

サクラは幻想的だ。狂喜的な物語に用いられるのはよく分かる。夜桜見に行くぞと夜遅くに招集をくらって出かけた。私は胃と子宮の痛みから、新幹線に酔ってしまったらしくフラフラだった。東京駅で吐けるだけ吐いて、幻聴が聞こえていた。体調を伝えると「そ…

虚言癖の見分け方

簡単な見分け方がある。ワカが今虚言癖のある人と仲よくなって楽しく過ごしていると云うので話してみたら大変喜んでくれた。嬉しかったので書いておこうと思った。 虚言癖のある人は、素晴らしいストリーテラーだ。彼らは脳内で完全な空想の世界を築き上げて…

許すってことの意味

わかは、人を許さない人間。オリエは人を許す人間。私とワカの価値観は似ているし、笑うツボも同じ。なのに何かが決定的に違って、私たちは惹かれあってる。その正体が、許すことができるかできないか、だった。 「許す」ってすごいことだなって常々思ってい…

わかっちゃったよ、感受性

師匠に思い切って聞いてみた。私は師匠といるときに、私から言葉を発することがほとんどない。ただ、黙って聞いてメモを取って、今理解できないとヤバイことはすぐに聞いて。後から考えればいいことは記憶に留めておく。私から何か質問したりはしない。でも…

罪悪感と許すという気持

ずっと何かに許されたいと願っている。まだ償わないといけませんか。私はそれほどのことをしましたか。小さいオリエが悲鳴を上げてて、大きいオリエが「まだまだちゃう?」って笑う。もう自分を許してあげたい。

表現するということ

かずくんのメールを読んで色々考えた。表現っていうのは、突き動かされる感情があって、それを噴出させて具現化したものだ。 以前、師匠が云ってくれた言葉に「おまえが俺の作品になるんや」ってのがある。私はこれを聞いてすごい興奮した。プロの料理人に捌…

リセットボタン

1月末に、一度人生のリセットボタンを押した。でも私の脆弱さのせいで、中途半端な力の入れ具合で押してしまったため、なんかもどかしかった。しこりが残ったまま、ずっと時間だけが流れていた。私が悪かったな。申し訳ない。 指輪、ありがとう。この2号機を…

なんとなくまとまってきた

私は常に公平な判断をしたいって心がけている。それは、母と姉を見ていて学んだことだ。長女と母は、見ていて感嘆するくらい「公平」な人だ。嫌いな人間であっても、どんなに迷惑かけられた相手であっても、認めるところは素直に認めて誉める。そして批判す…