■

う
あ
あ
。

む
か
つ
く
ぅ
。

わたしが悪いんだろうな。おりえが悪いって云われたし。
安易に誰かを責めることも、責任をなすりつけることもしたくない。
おりえが悪いって云った人は、自分を守るためだけに、わたしにすべてを押し付けた。
そんな非力な人間に、何を求めろと云うのだ。
憎むのは、疲れるんだ。そんなエネルギーを注ぐ価値も意味もない。
どんな裏切られ方をしても、どんなに傷つけられても、
あたしは最期まで今後の君のことを考えて動いていたつもりだった。
ただ憎み切捨てるのではなく、受け入れ、ひたすら時期を待ったんだ。
なーんにも伝わってなかった。
わたしが自分で考えて自分で行動したことだから、
君にそのしんどさに気づけとは云わないけれど。
もしも言葉にしているように、わたしのために何かをしたいと
本心から思っているのなら、
できればこれ以上、わたしを惨めで
情けない存在にしないでいてくれるとありがたい。
自分を嫌いなのはわたしが悪いんだけど。
他人にわずかでも期待をかけて良いのなら、
もっと賢いやり方で自身を守ってほしい。
他人に期待はしないから、叶わなくても別に良い。
非力な人間に求めてはいけない。
そんな自戒を、あたしは日増しに強くしていくだけで済むことなんだから。
うん。
たったそれだけのことなんだ。
たったそれだけのことなのに、あたしは今、疲れてる。
気持って、あたしだけのものなのに、
融通が利かなくてムカつく。