われながら単純でかわいい

急降下したあとは、当然急上昇。もう上がったのかよ! と思われるでしょうが、もう上がったんです。わたしってほんとうにすごい。
実は最近、とても奇妙なことが立て続けにあって、それもあって凹んでたんですよ。なにかっていうと、直感。以前から勘は鋭いほうだったけれども、最近のは勘をちょっと超えてしまっていた。
先日師匠ママの件で奈良に行ったとき、Nさんと弟さんとわたしとで師匠の実家に寄った。
「まぁ線香でもあげたってくれや」と云われ、実家にあるお仏壇の前に正座した途端、あ、男の子がいるって思った。
「ねぇ、Nさんって、長男ですよね? 上に、男の子がいたんですか?」
師匠Nさんと弟さんが顔を見合わせて、驚いた顔をしている。
「おれ、そんな話おまえにしたか?」
「ん? どんな話ですか? 」
「おれの上にな、おったんや。死産で男の子が。だからほんまやったら、おれは次男や。なんでそんなん分かってん」
分からない。ただ、なんとなく、男の子がいるって思っただけだった。それも、子供なのに、Nさんの上にいたっておもった。不思議だ。気持ち悪い。そういう、直感が、最近めちゃくちゃ多くて不気味だった。
キヨコに電話して話したら「わたしと一緒に行しよう。あんたも占い師になれるで!」と嬉々としていた。いやだぜったい。
なんなんだろうね、この勘。きもちわるい。