大阪に入ったよ

昼くらいに難波到着。所持金400円。服はもう一週間同じもの。下着とシャツしか着替えがなくて、トレーナーとジーパンは叩けば誇りが舞う始末。ううっ、いまわたし女じゃない。
ということで、難波といえば愛するキヨミちゃんのホームグランド。彼女の家まで歩いて10分。迷わず電話。
「ハニー、今、おりえは難波に着いたんだけど。400円しか持ってなくて、服はもう一週間同じのを着てるねん。洗濯して、風呂入れてごはん食べさせて。ついでにちょっと寝かせて」
「今ちょうど難波の駅にいてるから、迎えにいく」
一緒に服を買いに行くと「かわいいおりえが見たい」とギャル服を選ぶキヨミ。疲れてるので言いなりに。えらい短いスカートに二十歳くらいの娘さんのようなブーツ。あつらえたように似合う私って偉いと思う。
ごはんを食べさせてもらい、「女に戻りたい」と云う私のわがままでネイルサロンに行き、手だけ塗ってもらう。お揃いのアートを入れて二人でご機嫌になりキヨミの家に。お姉ちゃんが待ち構えていて全部洗濯してくれる。ありがとぉ。
えんまくんから電話があり、パソコンが壊れたという。症状を聞くと、どこかをいじってしまい、ホームの設定が書き換えられただけのようだ。けど、彼の知識では電話では埒があかないので、会社に行くことに。雨が降ってるのでミナミまで迎えにきてもらう。
慌ただしい。とても、慌ただしい。わたしはどうしてこうなんだろう。