手相・人相

映画をみて食事をして、帰り道、道端で手相と人相をみているおばちゃんがいた。ちょっと見てもらおうかーとワカコと二人で座り込んだ。最初にワカコをみたおばちゃんは、すごい具体的で細かいことをいう。隣で大笑いして聞いていたのだが、私の段階にきて、いきなり黙り込んだ。
わたしは人相易者泣かせの顔をしている。顔にほくろがないのだ。本当は、右目の上に小さいのが一個あるんだけど、目を閉じないと見つからない。それ以外に、顔にほくろが一個もない。おばちゃんは、こまった。困った挙句、耳を見て、云った。「個性的な感性を持ってますね」。心の中で爆笑。そりゃ誰だって個性はあるさ。何を云ってるんだこのおばちゃんは。手相を見て、「あら、2重知能線だわ。感性を活かす仕事につくといいわよ」。ワカコのときに延々語ったような内容が、ない。
生年月日も聞かれたから、きっとおばちゃんは生年月日で判断していたのだろう。そこで、最初のワカコの段階では話すことがたくさんあったのだが、同じ年に生まれてるわたしには、ワカコと同じことをいうしかない。だから黙るしかなかったのだ。わたしはすごい身近に占い師がいるので、占いのポイントを知ってる。そういうことは黙ってたんだけど。でも、同じ年齢の女の子二人相手に、やりにくかっただろうなぁ。おばちゃん。
ちなみに結婚すると幸せになれるそうです。相手次第で。
あたりまえやんけ!!
と、云わずに帰って来たので、今日はかしこかったかな、と。