ラストラムライ

すごい、やられた。良い映画だ。これは、日本の文化を客観的に巧みに描いていると思う。
最後のみんなが座り込んでいって敬意を表すシーンとかも、トムクルーズの「死にざまではなく生きざまを」ってのも、良いんだけど。
あたしがやられたのは、たかって女の人が、2度までも愛する人を死線に送ったあの気持だ。鎧を着せているシーンとか、たまらんかった。あれは辛いぞ。
オトコは勝手に戦争してれば良い。これが俺の生きざまだ!とか、義理だとか人情だとか、勝手に吠えてれば良い。それを見守る女の気持。それが、痛い。良い映画だった。うん。