欲望という名の電車

またかよ、と思うでしょうか。またです。また見たのです。知ってて見ると、最初の方のブランチのセリフが、痛い痛い。「私は人をだましたことなんてないのよ!」とか。オトコはこういう女性は嫌いなんだろうなって思うんだけど。あたしも近くにいたら、いじめまくってるけど。でも、このブランチの美しくありたいって気持は、やっぱり痛切に響くよ。
この作品の原作を書いたテネシーウィリアムズは、ひょっとしてホモなんじゃないだろうか、と思う。でないと、こんなに女性の真理を緻密に描くことなんてできない。男性には絶対に理解できない心情だろうし、この手の繊細さは、男性にはないものだ。オトコの繊細さは、もっと異質なものだもの。なんでこんなの書けるんだろうって思ったら、やっぱりホモであるとしか考えられない。それも、オネエ系。もう調べるのも面倒なので、ホモってことにしておこう。ちなみに、私はホモに偏見はありません。念のため。
マーロンブランドは、本当にカッコイイ。おでこの皺さえも、愛しい。