今日のおりえ

朝8時に就寝して13時に起床。すげー、がんばった、あたし!
ワカがすごい楽しみにしているのでミルクレープを作るべく材料を買いに。
スーパーに行って買い物かごに必要なものを放り込んで気付く。
財布がない!!
慌てて家に帰るけれど、ない。どこにもない。
半泣きで警察に行くと「えっと、お名前は?」「●●●です」。下の名前はと聞かれ「おりえです」「こちらでしょうか」出てきたよ、財布。ありがとぉと深々とお礼を云って、スーパーに再び。
一件目じゃ全部ほしいものが揃わなかった。仕方ないので2件目。そこにも、ない。イライラしながら3件目のジャスコに向かう。
ジャスコが、ない。
普通なら10分かからないくらいなのに、ジャスコがない。
こういうときは大きい道に出よう!と出てみても、知らない景色が・・・
結局ジャスコまで40分。帰宅したら、最初に家を出てから4時間経ってた。
近所のスーパーに買い物に行くだけで4時間・・・ ありえない。
帰宅するとクタクタでもう何もできない。くたびれたので寝ることに。
9時半に目が覚めたら携帯の充電が切れていた。充電をしたら、すごい数のメールと着信履歴。ごめんなさい。
ワカが死にそうな声で電話してくる。「おりえちゃぁん、電車乗り過ごしちゃったよぉ」。はいはい。時計を見たら、まだ余裕で電車で帰ってこれる時間。遊びたいんだな。「どこに行ったら良いの?ごはんから?お酒から?」。「いきなりお酒でお願いします」。あいあいと着替えて自由が丘に。
いつも行ってるバーに行く。バーテンダーのコタロォから夕方にメールが来てて「一般の人用とおりえさんからのチョコ用の袋を二つ用意しました。お待ちしております」。いかねーよ、と返事も書かず呟いて寝たんだけど。ワカが行きたいと云うので行く。チョコ何個もらった?小さい声で「一個も・・・」。ワカには、あたしのお気に入りのチョコをあげていたので、ワカの勝ち。無言で訴えてくる威圧感。「なんでおりえは俺にチョコを持ってきてないんだ?あ?」みたいな目。面倒くさいので、無視。
ワカにあげたチョコは、毎年自分で食べるように大量に買うチョコだ。モロゾフのね、美味しいんだよ、これ。「家にまだあるから、ワカちゃんからコタロォに一個あげたら?」提案すると、すごい渋々、包装紙を破ろうとするワカ。「あんた、ひょっとして・・・」「うん。一枚だけ、あげる!」ケチケチすんなよ・・・。丸ごとコタロォにあげても、まだワカの分は家にあるから、箱ごとキレイなままあげなよ。ものすっごいイヤそうな顔をして、ワカがチョコを差し出した。コタロォ、ありがとぉございます、と受け取る。変な二人。この二人が絡んでるのは、見ていて楽しい。「家に帰って寝て起きて、私がチョコを食べるのが8時過ぎだから、コタロォさんは8時までは絶対にそれ食べないでね!」。訳の分からない要求に分かりましたと返事するコタロォ。面倒な女に付き合ってくれて、ありがとう。
コタロォは行くたびに、チョコを出してくれる。何も云ってないのに、お皿に盛られて出てくるチョコ。こないだは「みかんが食べたい」とゴネてみた。「オレンジならあるんですけど」「やだ、みかんがいい。んで、みかんは、ちゃんと皮剥いて、白いのも取ってね」「いや、だからみかんがないんですよ」。すごい悲しそうな顔をわざとしてみたら「そんな顔するのは卑怯ですよ。あっても、俺も剥くのとか面倒くさいです」。ちっ。Nさんは白いとこも全部取って、お皿に入れて出してくれるのに。みかんは却下されたので、今日は「コタロォー、おりえは今日、バナナが食べたい」。「分かりました」え、あるの? 出てきたよ、バナナ。「あのね、バナナのはじっこはいらないの。太いところで真ん中の部分だけ食べたいの」。こういうワガママは、通る。バナナが出てきてワカが一言。「おりえとあんまり関わらん方が良いよ。絶対にしんどいおもいするから・・・」。えっとぉ・・・。ワカちゃん?
こんなこと言い出すってのは、ワカがコタロォを友達として気に入ってる証拠だ。うーん。んじゃ大切に扱わないといけないのかなぁ。おちょくってるの楽しいんだけどなぁ。
ワカがおねむになったので帰宅。明日は8時に起きて仕事に行くというので、仕方ない。起こしてやんよ、と徹夜してるわたしはやっぱり天使だ。