わかとの会話

「なぁ、おりえちゃん、私さ、マツキシズカって人なんかな」
「はぁ? あたしが知ってる限りでは、ちゃうと思うけど」
「やっぱり違うよなぁ。良かった。いや、さっきな、マツキシズカさんですか?って携帯に電話あってさ。違いますって云うたら、それじゃ娘さんですかって云われて。両方違うって答えてんけど。あんまりにも相手の人が自信満々やったから不安になってん」
「んー、わか自身はマツキシズカじゃないと思うから、可能性があるとしたらマツキシズカの娘って線やろな。今度わかママに会ったら聞いてみたら? 私のおかあさんはマツキシズカなん? って」
「ああ、そっか。娘って可能性はあるんかぁ。うん。今度聞いてみる」

早く、わか、実家帰らないかなぁ。楽しみだ。