人の中で生きているのだなぁと、しみじみ思う。
東京に来てであった二人の女の子。週に一度は無理やりにでも時間を作って会うようにしてる。

今日は一人の家に行って晩御飯を食べてきた。
一発芸、見てよ、と言うので期待して拝見すると、これがとんでもなくつまらない。

その笑えない具合がおかしくて、三人で腹筋が痛く涙が噴出し、呼吸困難になるほど笑った。

この二人のことは、うちの母がたいそう気に入っていて、この気に入り方は前田君以来の快挙だ。二人のために数珠を買いプレゼントした母。その数珠をずっと腕につけている二人。

タイプはまったく違うはずなのに、恐ろしくクリアで純粋な部分を二人とも持っていて、私は二人に会うと自分の定位置に戻ったような気分になる。

今日、帰宅すると、そのうちの一人からメールがきた。
「おりえみたいに、言って欲しい言葉が言えて、人の気持ちを受け止められ、支えてあげるデッカイおりえになりたいです」
不思議な日本語だけれども、言いたいことはよく分る。

「私は、どんなときでも自分の気持に正直に生きている君をうらやましく思うよ。私とMで、君に足りないものを補うから、私たちに足りないものをちゃんと持ってる、今の君でいてほしい」

返信したら。

「そう、それ。その言葉がほしかったの。おやすみ」


罠にはめられました。
んっとに、最高。

恋のからさわぎに出ていたお姉ちゃんに、今わたしはえらいこと気に入られているらしく、頻繁に電話が鳴ります。先日、この二人を紹介したら、是非友達になりたいので今度集まるときに誘ってほしいと言われました。

私たち三人が揃ったときの下品な会話に東大の院生であるインテリな彼女が付いてこれるか不安です。


今日は笑いつかれた。
来週はお花見をするそうです。楽しみだ。